2009・06・21
Berkeley たより

Dr.Terumi Kohwi−Shigematsu

”Russian river”

我家から車で1時間くらいの距離に、ロシア川というのがあります。



その川はそれまで南北に流れていたのが、
大きくほぼ直角にその方向を変え、
西に向かいそのまま太平洋にそそぎます。
サンフランシスコから100kmくらい北上した所です。
ロシア川流域は、ナパバリー、ソノマバリーと平行し、
やはりワインの 有名な生産地の一つです。
川は赤杉の森をぬけ、 流れも緩やかで、
春、夏は気候も温暖なので、
皆の水泳やボート遊びの絶好の場所なのだそうです。





私たちが初めてドライブした5 月末も、
既に川に遊ぶ人達でいっぱいでした。
川に沿ってそのまま太平洋との合流点に行って見ると、
なんと広い砂浜が広がり、
そこには野性のアザラシが何十頭も晩春の日差しを浴びながら,
気持ち良さそうに昼寝しておりました。





私たちはこの野性のアザラシをもっと近くから見たいと車を回して、
その砂浜に降りてみました。
砂は細かく、深く、
10歩程進んだだけでアザラシに会う事をあきらめてしまいました。



帰路についた海岸線のコースは
典型的なオレゴン-カリフォルニア海岸で、
断崖絶壁と様々な形の岩が海から突き出しております。
かと思えば、小さいながらきれいな砂浜が現れ、
恋人達が二人だけの時間を楽しんでおりました。



岩と波と風の荒々しさと、
何ともかわいい野の花の対象が心に染み付いたドライブでした。

最後に、バークレーの内海にそった散歩道での一枚を同封します。


私のギックリ腰も、三日の休養で大事にいたらず、
又元気に働いております。
輝美